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2018年5月19日土曜日

小説家になれる人が居なくなる3つの理由


収入がない


 印税のしくみ、ご存じですか? 本を出版するときに出版社が初版数千部と決めて、大半は出版社が持って行きます。著者に入るのは1割。装丁やイラストを入れるとさらに数%とられます。

 千円の本で著者に入るのは100円に掛けることの数千部。一冊の本を出して入るのは数十万です。これで生活しようとするなら年に5冊くらい書かないといけません。知名度がない人がそんなに本出してもらえますか?

 電子出版だと印税70%とかあります。でも、売れたら売れただけなので、いくら入るかは保証の限りではありません。


読み手がいない(読める人がいなくなる-我慢できなくなる)


 小説は昔ほどメジャーな娯楽ではなくなりました。新人賞の下読み制の弊害か、つまんない小説が賞を取ってデビューし、読んで絶望した読者が離れて行っています。スマホで読む場合、マンガのほうが読みやすいですしね。時間つぶしに消費するなら、スマホでの動画やゲーム、SNSの方が優れてます。読者が居なくなっているのです。唯一の読者は作家志望者だけになりました。


電子化により出版形式がかわる


 書店が減りました。衝動買いが減りAmazonなどで注文して取り寄せるようになりました。書店の店頭にあるのは売れ筋の本ばかり。買いたい本はありません。小説は売れないからヒット作以外は置いてない。でも、フラリと立ち寄ってぱらぱらと捲って買うような事がなくなってしまったので、ネットで海のものとも山のものともつかぬ作品は全く売れません。


 結局、小説家は職業として成立しなくなりました。でもね、それでいいんじゃないかと思ったりするんですよ。書きたい人が本職を持ちながら書く。趣味としてはそれでいい。一握りの運に恵まれた人が専業すればいいんです。まあ、現状、そうですが。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

全くの同感です。今の流行作家の小説なら、ポルノビデオの方がずっと中身がありますもの(笑)。でも、考え方を変えるなら、小説は一度潰れた方が。直木賞も芥川も消えた方がいいのかと。そして、新たに新興する読み物に期待すると。勝手な意見ですが。

ねこのごはん さんのコメント...

そうですね。僕としても「奇をてらった小説」よりも「面白い小説を読みたい」です。多少瑕疵があってもパワーのある小説というのが冷遇されているような気がします。

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