奇跡現象は何かの前兆ではない

　時々、「奇跡」と言われる現象がありますな。キリスト様やマリア様の像が現れたり、UFOが目撃されたり、まあ、色々ある訳です。

　でもそれは、一発の現象で、何かに結び付くことはありません。トンデモ本とかだと、何かの「前兆」だとされてしまうのですが、神などが意思を示すためにやっていることではないようです。

　大体、最大の前兆である「黙示録」から２千年もたってしまいました。キリストが黙示録書いたわけではありませんし、大体、キリストは神の国は生きている内に来ると信じていたようです。

　僕は、アインシュタインが言っていた「神はサイコロ遊びをしない」という言葉は間違っていたと思います。かなりサイコロ遊び、ランダムな現象が起きていると思います。ある現象を何かに結びつけるのは人間であって、本当にそうかはわからない。

　あ、こう書くと地球温暖化が嘘みたいですが、それは関連が実証されているし。でも、奇跡を何かの前兆とするのは実証できません。以前の職場に宝くじが当たりそうだ（キていると言ってました）と熱心に言いながら買ってる人がいました。結局は外れていたのですが。

　このように科学的じゃ無い関連づけで出来事を「前兆」と捉えるのはどうかと思います。