石鹸に付いた髪の毛

　知ってもどうと言う事は無いが、知っていればちょっとは嬉しい知識というものがこの世にあって、２ｃｈにはそういったことがたまに書かれる。「安く暑さをしのぐ」で書いたハッカ風呂（小松政夫がやっていた、ニンニキハッカッカ、ヒジリキホッキョッキョではない）とかその類の知識である。

　無駄知識とまではいかないけれど、使える知識というのがあって、この前知ったのが、「石鹸に付いた髪の毛は、尻に擦りつけると取れる」というものだ。へー、ほんまかいなと思っていたが、ちょうど石鹸に毛が付いてしまったので試してみた。

　すると取れる取れる。２、３回擦っただけで綺麗に髪の毛がなくなってしまう。どういうことだ。原理がわからん。なぜ他の部位では取れなくて、尻だと簡単に取れるのだろう。そして、発見者は何を思って尻に擦りつけたのか。

　毛か？　毛が無いことか？　確かに毛があるとその分、髪の毛を石鹸の方に押し込んでしまうと思います。ということは他の毛の無い部位でも効果はあるということになります。でも腹は腹毛が、胸は胸毛、腕は腕毛とかあって、尻は肛門周辺にありますが尻っぺたにはないので擦るのは丁度良いかも知れません。

　あれ？　だったら手のひらは無毛だから同じではないか？　ちょっと風呂入ったついでに実験してみた。腹だと落ちない。内股だと落ちた！　え、尻が鮫肌気味なので、鮫肌落ちます説を立てようとしたのに、これでは違うではないか。

　謎は深まるばかりである。

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