一票の値段

　２０１４年衆院選挙は終わった。まあ、予想通りの結果。それはともかく、２ｃｈにUPされていたのが、ヤフオクで取引されている投票券にびっくりした。価格が一票５万台後半なのである。

　ひぇ～そんなにするんだぁ。と驚いたが、もちろんこれは違法である。売った方も買う方も捕まる。公職選挙法違反だ。でも、値段を付けるとすればこんなに高価な物になってしまうものなのだと痛感した。

　日頃、俺の一票なんて……とうじうじした気持ちで投票に行かなかったりするけど、勿体ない。時価にして６万円のものを行使しに行くのである。投票率が下がっているというけど、この値段を前にして投票に行かないのは、無料で配られているものという意識がなせる技か。

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　ちなみに僕が投票した候補者は落選した。その人に魅力があるわけでなく、党で選んだ所為かも知れない。でも、この流れで落ちるというはちょっとどうかと思うので、次回、党は立候補者を取っ替えた方がいいと思う。

　まあ、北では雪が降っていたり、寒かったせいもあって投票率が低かったようだけど、投票行動に関するとこういう自然条件に加え、政治の事を考えなければならないというコストに見合う一票なのか問題となる。

　特に自分が投票する候補者がどう考えても当選しそうにない場合、自分の一票ってなんだろうと考えてしまう。投票券が６万もすると考えない人は特に、無効票にしたり、放棄してしまう。

　この行動を分析しているのは社会学の領域だったと思う。スキャンダルの「みそぎ」や世襲投票についても調査されているような気がする。興味の有る方は調べてみると良いだろう。

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