３８人の傍観者たち

　１９６４年、アメリカで一人の女性が殺された。殺された事について特筆する点はない。問題は近所の人々３８人の目撃者が居ながら誰も何もしなかったという点である。有名な話だ。

　だけど、ちょっと待って。本当に誰も何もしなかったのだろうか。

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　真相はこうらしい。被害者が助けてと叫んだ直後に、近所の人が「その子に触るな」と叫んで居る。そして、警察に電話した人が居た。だが、警察は軽微な犯罪と思って動かなかった。

　３８人？　どこからそんな数字が出たんだ。当時、証言した人は６人しか居なかった。その中で叫んだり、通報したり人が居たのだ。そして、一人は犯人が逃げられないように車のディストリビューターのキャップを緩めて置いた。これでエンジンは掛からない。

　犯人はこのせいで歩いて逃走せざるを得なくなり、警察に捕まった。６人は殺人こそ止める事は出来なかったが、犯人を捕まえる事に成功した。

　さて、この３８人という数、ただ見ていただけ、というのはマスコミがでっち上げたものだ。もっと正確に言うと新聞記者だ。朝日新聞と似たような構図である。

　民衆を洗脳しようとするメディア＝新聞だが、ネットが普及している今、その化けの皮は剥がれている。

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