キンキンに冷えたビール

「♪に～げた女房に、未練は無いが～、お乳欲しがる、この子がかわいい」オッス、肉球だ。今回は今日発表された、文化庁の２０１２年度国語に関する世論調査を取り上げる事にする。国がやってる調査だから統計上問題はないだろう。

　で、今回「キンキンに冷えたビール」という表現を聞いた事有る人は７６％という結果が出ている。僕が初めて聞いたのが１０年ほど前かなぁ、なぎら健壱がTVで「カンキカンキに冷えたルービー」とかひっくり返して使っているのを観た覚えがある。

　そんな表現があるのかとハタと膝を打ったことも無かったが、どこのジャーゴンだろうかと思った。ジャーゴンの意味が分からない人はググりなさい、ググりなさい（ｴｺｰ）。もしかして音楽業界では使われていた言葉なのかも知れない。

　他に「ざっくり」とか「ほっこり」とか「さくさく」とか「うるうる」とか取り上げられている。この様な言葉は確かに新しいがどうやって「発見」したのだろう、文化庁さん。探すとなればなかなか見つからないものだと思うのですが。やはり庁内に新解さんや広辞苑さんと呼ばれる人々がいて、日々、この表現はどうも変だとか論じているのでしょうか。

　で、新聞記事だけでは何だから、文化庁のHPに行って資料を眺めてみました。→平成24年度「国語に関する世論調査」の結果について（http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/h24_yoronchosa.pdf）がそうなんですけど、新聞発表されたのは極一部なんですね。本来はコミュニケーションについての統計です。

　ここに言葉の意味がわからなかったらという場合の対処の調査が出ています。紙の辞書を引くという人が４割でそれ以上にネットの情報に頼る人が増えています。複数回答可なので割合としては良く分かりませんが。ググれという言葉が定着したのも分かるような気がします。って広辞苑に収録されたのだっけ？

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