僕は洋楽ファンだが、わずかに好きなJ-POPもある。尾崎豊はデビューの時から好きだったアーティストだ。今は好きでは無い。J-POP臭、波乱の生涯、そして神格化。どれも苦手なものだ。
三作目のアルバムを聴いてこれはイカンと思った。頻発されるドラッグという言葉、それを聴いて尾崎は終わったと思った。作詞がこれなら作曲も凡庸で、このアルバムを発表してからしばらくして覚醒剤所持で捕まった。
危惧していた通りドラッグで潰れてしまったのだ。足りない才能をドラッグで呼び戻そうとしたのかもしれないが覚醒剤はLSDと違って創造性をブーストしてくれるものではないらしい。
捕まって裁判後、復帰作を買った。2、3回聞いたがその後聞いてない。溢れんばかりあった才能はあっさりと枯渇し、あるのは太った本人とは対照的にやせ細った音楽だった、どうしてこうなった。
尾崎豊が死んだ翌日、詳細を知ろうとスポーツ紙を買ってきた。どの新聞も、一面はプロゴルファーのジャンボ尾崎と騎手の武豊だった。まぎわらしいっての。急性アルコール中毒で死んだとのこと。
尾崎豊が殺されたと言う話があったがそれはないだろう。当時、すでに東京都には検視制度があったはずである。酒飲みすぎて死んだんだよ、尾崎は。腹立つのはオウム真理教が「尾崎豊は殺された」と宣伝していたことだ。なんかすげえムカツク。
尾崎豊が死んで20年くらい経つが未だに名前や曲を聴くだけで過敏に反応してしまう。今聞くと三作目とかブルース・スプリングスティーンのパクリに見えるんだけどそこらへんはどうなのだろう。
もう商業利用はやめてくれ。静かに眠れ尾崎豊よ。
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